今日は、とりあえずの仕事納めとして、研究室で育てた柚子ぶりをしめました。大学で飼育した魚は販売することができないので、年末にはこのように柚子ぶりにして学生、学生の実家や大学の関係者に差し上げることにしています。ずっと飼っていてもエサ代がバカにならないというのもあります。
毎年の出来事ですが、結構手間がかかるのも事実です。魚をしめる、血抜きをする、内臓を取り除く(腎臓も)、神経を切る、そして海水氷でよく冷やすというステップを経ています。今年は全部で100匹ほどしめたでしょうか。作業としては、3-4時間かかりました。
それから事前に作ってい置いた海水氷をアイスピックで割って、詰めて梱包し発送です。
1月にはある会合に提供して欲しいとの依頼があったので、
これからさらに柚子の香りをのせていきます。
今年の魚を見ると、今年1年を振り返ることができるような気がします。
今年の魚はサイズのバラツキが大きく、太さも様々でした。
他の試験が多く、また、飼育担当の問題もあり、この魚への世話が行き届いていなかったことの証明です。
今年の魚の採点(=研究室の採点)は50点といったところです。
味はそこそこに仕上がっているとは思いますが、魚に研究室の能力が反映されることをまじまじと感じてしまいました。
次年度は自分の能力をさらに高めて、研究室全体の能力を向上させることを真剣に考えようと思います。なので、受託研究、取材等は控えめにする予定です。
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