2月13日、14日に海洋コースの卒業論文発表会、修士論文発表会が開催されました。
当研究室からはそれぞれ1名の発表がありました。(今年は少なかったです)
卒論なら10分程度、修論だと15分程度の発表になりますが、がんばったかどうか、理解しているかどうかが十分に分かってしまう時間です。
魚類養殖は世界的に普及しているなかで、(トラブル以外で)生産量が減少しているのは日本だけだと思います。一方で、海外からの養殖サーモンは至る所で目にします。どうしてここまで差が出てしまったのか。この差は栄養学研究室に分属を希望する学生数にも如実に反映されているような気がします。魚類養殖に関する研究の必要性そして楽しさを伝えていかないと、日本ではこの研究分野が消えて無くなってしまうような気がします。
近年では、増養殖研究所のウナギ、近畿大学のマグロ、そしてフルーツ魚といった養殖魚が話題にあがることも増えています。養殖魚が認められる地盤ができてきたのかな?と思っています。それ故に、餌の問題等も解決しなくてはなりません。この研究分野は日本だけでなく世界にとっても必要と考えておりますので、産業界とも協力して研究の面から魚類養殖の発展に貢献したいと思います。
まずは 研究の楽しさ > 飼育のたいへんさ を示すことで、研究室メンバー増員 となるように学術的に楽しい研究室作りに改めて取り組もうと思います。
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