間引いて、さばいて、干して、愚痴って

間引く前の水槽。申し訳ないくらい魚が一杯。
昨年度はほとんど魚を殺すことなく飼育できたこと、
予定の試験を1つできなかったことが重なり、
水槽に魚がいっぱいになってしまいました....。

ちょっと特殊な餌で飼育した魚は、痩せてしまい、もう育ちそうにありません。

果物や野菜と一緒で間引きしなければならなくなりました。
エサ代も本当にたくさんかかっています。

ただ間引くだけでは申し訳ないので、干物を作ることにしました。
保存用に真空パック機も準備しました。




間引いたおかげでやっと水槽に隙間が生まれました。
魚も気持ちよく泳いでいるように見えます。
干物は少ししょっぱいけど、まあまあの味でした。
これでもまだ多いので、さらに間引きをします。

魚の飼育って、こちらの状況など関係なしにしなくてはいけない作業が発生します。
就活シーズンで人がいないので、魚をすくってしめるのは一人でやりました。
開きにするのは私を含む3名でやりましたが、女子学生しか干物作りに興味が無さそう。
水産系の大学なのに...。
そして、干物を干していると他研究室から学生が。
もともと差し上げようとは思っていたのですが、
貰うだけ貰って後片付けを気にしないという態度に少し腹が立ちました。
⇒なので、来週の月曜日に血抜きしかしていない魚を持ち込み干物を作ってもらうことにしました。
+謝罪もあり、お互い和解しました。

仕事は、片付けまでやってはじめて完了。
こういった日々の積み重ねが、やっぱり研究成果にでるんです。

結局、飼育も研究も、人なんです!


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