マダイは燻製に


ブリの幼魚だけでなく、マダイ(市販サイズ)もあふれんばかりになってしまいました。
昨年度、共同研究先の使用量が予定より少なかったために、このようなことになりました。
おかげで食べられるので良いのですが、やっぱり〆作業などはそこそこしんどいです。

今、マダイを的確に一発で〆られるのは私だけです。
いつ誰か教えて下さいと言ってくれるのか!?と待っていたのですが、
なんと第1号は4年生女子でした!

私は血管と神経を両方とも一度に切ってしまう(頭蓋骨と頸椎の間に包丁をいれています)方法です。
場所を見つけるのにちょっとしたコツと切断に少々の力が要ります。
何度かやるうちに場所は覚えられた様なので、あとは力の入れ方ですね。

血抜き、うろこ取り、内臓取りをして、3枚おろしに。
頭は二つに割って、利用研に寄付。

昆布じめをつくってプレゼントしたり、燻製用に塩干し(写真)。


燻製に興味があるとのことなので、私の方でもやってみました。
大学院生の頃は、ソミュール作りからはじめて、
養殖イトウ(魚)の冷燻や鶏肉(もも肉)の温燻を作っていました。

今回は昨年度の卒業生から頂いたダッチオーブンで作ります。
チップは甘い香りのりんごです。
100均で金網を購入しました。
アルミ箔をひいて、その上にチップをパラパラと。
皮を下にして塩干ししたマダイをのせます。
10-15分、カセットコンロの上で加熱。
その後はお好みの色になるまで、余熱で。

良い色に仕上がりました。
油が染み出てくるので、ちょっと寝かせた方が良い様です。
今回は粗熱をとってから、ペーパーで拭き取り、真空パックに!

自分用はもちろんですが、魚の〆を覚えたいと言ってくれた学生に渡す予定です。


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