栄養研ー第9回キャンプー


恒例の研究室キャンプも今年で9回目を迎えました。

第1回目のキャンプは、学生達が企画してくれました。
当時は装備も十分でなく、もらいものや借り物でスタートしました。
夜半から大雨になり、タープ下で寝ていた学生がびしょ濡れになったり、
数え切れないくらい蚊にさされたりと、いろいろとトラブルもありました。

第2回目は、もっと良いキャンプ場をということで、
2名の学生が週末になるといろいろなキャンプ場に出かけ、調査に行ってくれました。
そして以後は、そのキャンプ場を使用しています。

キャンプって、学生の得意なところ、苦手なところを知り、指導するのに役立ちます。

事前にタープやテントの建て方をYouTubeで学習するように伝え、当日は学生にまずは任せてみます。
きちんと頭にイメージをしてきたかどうかがすぐに分かります。

そして、キャンプにはテントやタープの設置だけでなく、荷物運びや食事の準備等、
たくさんすることがあります。
それを周りのメンバーとのバランスを考え、
臨機応変にこなせるかどうかをチェックポイントとしています。

今年は、先輩が何かをすると多くの学生がそれに取りかかり、人の密度が異常に高くなりました。それなのに、手助けが必要と思われる人に気づけないという光景を良く見かけました。

 その都度、注意・指導をするということを繰り返します。今回はOBの方もかなり指導を助けてくれました。指導は、具体的に何をすべきなのかをその都度、説明をするようにしています。

 それと、私の話を学生は聞き飽きていると思いますが、OBからの社会に出てから必要なことの話にはきちんと耳を傾けているような気がします。(言っていることは同じなのですが....、複雑な気持ちです。)



数年前から、朝食は4年生に任せることにしています。
今年は男子2名が担当でしたが、マフィンサンドを作ってくれました。
具材もなかなか凝っていて、とても美味しかったです。
4年生の1名は、今回のキャンプでかなり活躍してくれました。
彼はきっと職場でもかわいがられることと思います。

このようなことばかり書くと、楽しくないように思えてしまうかもしれませんが、
四国の山奥の水はとても綺麗で、水遊びをしても楽しいです。
今回、河原でスモークをつくって楽しそうに酒を楽しむ姿もみられました。
自分で遊びを見つけられる人にはとても楽しいものだと思います。

夜は、とても星が綺麗です。
都会育ちの学生達は、空にたくさん星があることを知り、とても驚きます。

新しい楽しみを見つけたり、発見をしてもらうきっかけとして、
キャンプはとても役立っているような気がします。

最近はもう止めようかなと思うときもありますが、
今年は良い効果を再確認できたので、もう少しがんばってみようと思いました。

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