H28年度日本水産学会秋季大会(近畿大学農学部)


教員と院生2名で、H28年度日本水産学会秋季大会に参加してきました。
今回は近畿大学農学部(奈良県)での開催でした。

最近は、研究発表も口頭よりもポスターが選ばれるケースが多く、むしろポスター会場の方が賑わいがあります。一番賑わっていたのは、高校生達のポスターかもしれません。

ポスターはいろいろと直接話せるところが良いのだと思いますが、学生には決まった時間で発表と質疑応答をこなす口頭発表をなるべく選ばせたいと考えています。
院生のS君。口頭発表に続き、ポスター発表。
秋の大会は例年こじんまりとしていますが、それでも演題数・参加者数が少なくなってきているなと感じました。研究のレベルは、研究者数と発表件数においてある程度母数がないと向上されないような気がするので、当研究室からもできるだけ発表して数の面だけでも貢献したいと思います。

水産は、基礎的な研究もあり、そして応用的な研究もあります。

養殖の現場では、餌や赤潮の問題が深刻なのですが、自分の研究も含めて本学会の研究がどれだけ現場に貢献できているのかなと思うこともあります。

基礎に重きを置くのか、応用に重きを置くのかは自由かと思いますが、水産学への貢献という本来の目的の達成に近づけるようにがんばりたいと思います。




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