卒業論文・修士論文発表会

2月13日(金)が卒業論文発表会
2月14日(土)が修士論文発表会・審査会 でした。
当研究室からは、卒論6名、修論1名の発表がありました。

 卒論研究の過程では、学生によってはこれでまとまるのか不安になることも多々ありますが、発表までにはなんとか形になります。締め切りが人間を育てるのかもしれません。

 締め切りギリギリの攻防戦は、教員としてはあまり嬉しくないことですが、少しでも育ってくれるなら付き合いたいとは思っています。

 卒論だとたった10分程度の発表と数分の質疑ですが、これをやるのとやらないのでは大きな違いがあるのかなと思います。終わった後にほっとした顔になるのか苦い顔になるのかは、これまでの積み重ねをきちんと伝えられたかにかかっています。もっときちんとやれば良かったという後悔もあるのかもしれません。

 修士は20分程度の発表(質疑を含む)です。
こちらは専門性が高まると同時に、研究のレベルが論文投稿をするレベルになります。審査も関係無く、聞いていて楽しく思える発表が多いです。たった2年ですが、修士と学士ではやはり大きな差があるなあと思いました。修士の発表後はやりきったという雰囲気を学生から強く感じます。

 教員になった頃は、自分の学生の発表には自分の発表よりも緊張したり、ハラハラしていました。今は、慣れてしまったのか、失敗しても勉強になると思うようになったのか、最近はさほど緊張しなくなりました。

しかし、発表のできは、教員の指導への評価点でもあることを考えると、自分の指導でよかったのかと考えるところでもあります。

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