告知【1月24日】

告知です。
1月24日【土】13時から17時
高知商工会館にて

「地域創生に向けた産学官連携の促進」のなかで、
またか!?と思われると思いますが、深田が柚子ぶりの話をします(させられます)
正直、土曜は休みたい。

試食に私が育てた柚子ぶりを出す予定です。(なんと無償提供!)
この修論・卒論の忙しい時に学生とブリをしめて提供します。
今はユズ果汁を餌に入れて香るように飼育をしています。

思えば10年ほど前、ユズやカツオ煮汁の利用を始めた時の評価は、微妙でした。
ちょうど大学が法人化した時から間もない時です。

何かの学内予算を獲得し、事後評価を受けた際に、論文化や商品化していましたが、
「これが大学でやる研究なのでしょうか?」とコメントを頂いたことがあります。
昔は大学が産業と結びつくことがあまり良く思われなかったことが背景にあります。

今や柚子ぶりはフルーツ魚と発展し、大学は地域との連携を進めています。
大学からは研究経費を外部(省庁や企業)から獲得することを勧められています。
実際、私も複数の企業から資金的援助を得ながら研究を進めています。

時代は変わる物だと思いつつ、早くやり過ぎたかと思ったりもします。
(地域連携に関しては大学からあまり協力してもらっていないような気がするのですが、こんな時にはかりだされることが多いので、ちょっと損な気分にもなります。かれこれ何回発表をしたでしょうか。)
しかし、はじめて香る魚を作ったことは良かったと思っています。

今年は柚子ぶり生産の復活を組織的に行おうと考えています。

私の研究は簡単な内容ですので、わかりやすいかと思います。
お時間のある方はどうぞお越し下さい。柚子ぶりを食べるチャンスでもあります。

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地域だけでなく、企業でも連携はなかなか難しいです。
大学と地域・企業を結ぶ人材が不可欠です。
情報の探知能力、アレンジ力、交渉力そして熱意が必要ですし、時にはお酒が飲めることも重要だったりします。
一緒に働いて信頼してもらえるまで、時間がかかります。
そして何かをやろうと思ったらやっぱり資金が必要になります。
どうやって資金を獲得するかのアイデアや申請書を書く能力も必要です。
あれやこれや一人でこなすのは無理!ですので、チームを作らないと段々きつくなります。

高知にお住まいの方のブログです。実情をとてもよく説明してくれています。



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