暑いけどがんばっております!

 暑い日が続いていますね。高知では昨日からよさこい祭りが始まっております。
 
 今週はお盆明けから開始する試験の準備で終わりました。もっと早くから準備をすれば良かったのですが、大学の定期試験や学生の就職活動、そして我が研究室のメンバーの少なさのため、いままで延び延びになっていました。

 木曜は800L容水槽を9つ、2名で洗って設置。
 金曜は、3人で餌作り、真鯛の区分け。
 土曜は3人で1.1トン容水槽21基を3名で洗って組み立て。

しばらく本格的な作業をしていなかったので、体力の衰えを感じ、さらにこの暑さのせいで思うように作業が進みませんでした。学生達は研究に必要なのは筋肉と体力と言いますが、半分は正解だと思います。

 この研究規模を維持するのは、正直、大変です。
ただ、高知大学が他大学より良い点を考えた時、養殖対象魚を飼うことができるのは一番の強みなので、維持していきたいと考えます。
 
授業で学んでも実際に飼育をしないとわからないことも多いです。たとえば、溶存酸素が少ないと魚は死にます。と授業で伝えても、作業をすると平気な顔で酸素を供給せずに魚を飼ったりします。机の勉強と現実がつながっていない端的な例です。

こういった失敗を重ねて、机で学んだことを実際に応用できる様になってもらいたいです。水産業の衰退も問題ですが、研究室も衰退しないようがんばろうと思います。

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