私達は低魚粉飼料の開発を行っていますが、まずは魚粉の何が大事なのかを知るべく研究をしています。
写真は研究室で作製した低魚粉飼料です。
魚粉が10%と嗜好性をあげるためにオキアミが入っています。
多くのタンパク質は濃縮大豆タンパク質でまかなっています。
なので、大豆タンパク質の色=白が強い餌ができあがってきます。
こんな白い餌をもじゃこが食べるのか? と思って給餌すると、思いの外良く食べます。
ただ、食べ方にちょっと癖があります。
これまでの研究で、通常の魚粉飼料でも時期によっては不足するアミノ酸があることがわかってきました。今年からは低魚粉飼料で不足するアミノ酸を探っていきます。そして、その足りないアミノ酸を補った低魚粉飼料を作り、飼育試験を行う予定です。今は不足アミノ酸のチェック中です。早ければ結果は3月の水産学会で発表できると思います!
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