やっぱり餌は大切です!

  今日は、鹿児島県の東町漁業協同組合からブリのフィレが届きました。よく見るとアルファベットと数字が記してあります。何が違うかというと、育てた餌が違います。それらの試食を行いました。試食は研究室メンバーと大学事務の方に協力をお願いしました。下は試食用にせっせとさばいている様子です。今回はわかりやすいように刺身だけで評価しました。
 体験しないとわからないかもしれませんが、本当に餌でぶりの味は変わるんです!

 結果の方はというと、研究室のメンバーは好きな魚も好きで無い魚もほぼ全員一致しました。事務の方々の好みはけっこう分かれていました。よく考えてみると、魚(ブリ)を普段から食べている人とそうでない人の差、魚の好き嫌いの差が好みに反映されているような気がしました。自分が好みの味で無い魚も、ニーズがあるのかな?と考えるきっかけになりました。
 味をコントロールできるのも養殖魚ならでは。いつか、この魚はこういった味で仕上げています!などとアピールできたり、こういった魚を作って欲しい(魚のオーダーメイド)という要望に応えることもできたらいいのになあと思ったりしています。

コメント

  1. そうです、餌は大事です。
    でも、それ以上にコンセプトが大事ですね、どのような魚を作り上げるのか、という。

    返信削除
  2. 食べている側も味が違うまではわかると思いますが、味をコントロールできることまでは知らないと思われます。ここは生産側が小売りや消費者に説明をすべき点かもしれませんね。最近はコンセプトをもって生産をされている方が増えてきているような気がします。養殖をしっかりとした技術にして、きちんと評価をしてもらえるように努力を続けたいと思います。

    返信削除

コメントを投稿