新設備の投入



照明のタイマーです。
水槽内部です。
栄養研では、魚の体の仕組みを良く知ってこそ、良い餌を作ることができると考えています。ブリをとってみても、小さい個体と大きい個体、春、夏、秋、冬の四季によって体の仕組みが変化するのを実感しています。試験的に水温や日長などの環境要因を変化させることでブリの体の仕組みを知ることができます。理想としては水温と日長をともに人為的に調整できたら良いのですが、今回は比較的安価にできる日長システムを導入しました。これで、ブリの体の変化が、水温によって引き起こされるのか?それとも日長によって引き起こされるのか?ということを知ることができます。また、日長によってどんな影響を受けるのか(栄養の利用性が変わるのか)を知ることができます。これらをきちんと把握することで、ブリの体の状態にあった餌の組成を決めることを将来の目的にしています 。

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