自分で育てた鰤(ぶり)を食べてみて

魚を取り上げるY吹くんです。
 今年度の4年生の感想を書いて貰いました。あっさりとした文章ですが、掲載してみます。今年はブリの大きさも3キロ程度でほどよい太さになっていました。一般の家庭だとあのくらいの魚を持って帰ると驚くと思います。ご子息が学生として大学の研究室でどんなことをしているのか?というのはご両親・ご親戚が抱く気持ちではないかと考え、研究成果の還元として年末の帰省時にはブリを持たせています。少しでも大学を評価してもらえるとありがたいです。うちの研究室の学生はハードに働いて(勉強して)いますので、ご安心下さい。

M浦です。
 ブリは実家の家族共々おいしく頂きました。2日ほど置いてから、刺身やしゃぶしゃぶにして食べました。さばいた時に身と皮の間や、腹腔のあたりからほのかに柑橘系の香りがするのを家族も感じていました。味の感想は、生臭さは無くサッパリとしていたので食べやすかったです。70歳を超える祖父母も箸を進めるペースが早かったです。また、この時通常の養殖ブリもあったので、この機会に食べ比べをしてみました。すると研究室のブリの方が、脂がアッサリして軽く感じたので、個人的には刺身で食べるなら研究室のブリの方が好みでした。

T橋です。
しめて2,3日寝かしたものに生臭さはなく、口に含んだ瞬間柚子の風味がしました。刺身はやわらかく、脂ものっておりブリのうまみも感じられました。噛んでいるときはそれほど感じられなかったのですが、飲み込んだ後にも柚子の風味がしたことに驚きました。
身は寝かしたため柔らかくなっていましたが、血合いは若干硬く、しっかりとした歯ごたえで色も鮮やかでした。柚子の風味は血合いでより強く感じました。
焼いて食べてみても柚子の風味は残っており、脂は乗っていましたが、しつこくなくおいしくいただけました。

両家庭ともねかして(熟成)して楽しんだようです。僕はねかせたのも歯ごたえのある当日もどっちも好きです。最近は魚の食べ方をいろいろと試す家庭もないようなので、いくつかこれからのブログでアップしてみます!

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