大学生の課題

昨年の学生実験の風景です。本文とはあまり関係ありません。

やっとモジャコの入荷も決まり、受入の準備を進めています。
これだけモジャコが獲れなかったことは、初めて?のことなので、本当に焦っていました。
やっと試験を始めることを考えられるようになりました。
後は良いモジャコが来るのを祈るばかりです。

教員になって10数年経ちます。
今日は深田が思うことを書いてみます。自分もそうだったなぁと思いながら。
最近、卒業生が大卒の人間として社会で活躍するためには、
学んだ知識をきちんと活かせるようになることが課題だろうと思っています。

それには実際に経験し、学ぶことが不可欠の様です。
例えば、水槽を設置した際に、私がチェックを行うと、いくつか気になる点を見つける事が多いです。

排水管の設置に良く問題を見つけます。
水は高いところから低いところに流れます。
知識として、大学生なら知っているはずのことです。
でも、水槽からの排水経路をみると、本来、排水が通らない箇所が一番低くなってしまっています。
なので、排水は排水ホースを通らず、その場所から流れ出てしまうことになります。
きっと、こういったところが現場に出た際に、大学生はお勉強しかできないと言われる原因かと思います。

理屈(知識)と行動が繋がっていません。

また、学生達に当施設(陸上施設)で魚を飼うことにおいて一番気をつけるべきことは?と質問します。
「溶存酸素」、「水温」などがすぐに答えとしてあがります。
さらには、病気、餌、、、といろいろな答えを貰います。
どれも間違いではありません。
でも、陸上の魚類飼育で一番大事なことは、「水(海水)」の確保だと私は思っています。
この答えがなかなか出ないことも多いです。
とてもまどろっこしい時間です。
本施設のように回遊魚を飼育をするのであれば、水の確保はなおさら重要です。
なので、必然的に水槽設置においては、給水の経路を念入りにチェックすべきなのですが、エアレーションなどのチェックに力を入れている姿を良くみかけます。

魚は水棲動物(水がないと生きられない)ということを知っているはずなのに、
それに対応した行動をとれていません。
経験不足・思慮不足、いろいろ理由はあると思いますが、
こういったことは、本人達に自覚をしてもらわないと、私の声も届かないようです。

知識があってもそれを活かせなかったら、知識を持っている意味がない。と思います。
少しずつでいいので、自分で考え、時には応用も効かせることができるように、学生達には成長してほしいです。
(技術は進んでも人の成長の速度は変わらない?もしくは遅くなっているのかもしれませんね)

似たような事例だと、ガラスは割れやすいと言うことを知っているのに、
落としやすい場所にメスシリンダー等を置くといった行為が挙げられます。

一つ一つの些細な行動でその学生が考えているか、考えていないかがわかります。
優秀な学生ほど、やはり私の意見をきちんと聞いて取り入れてくれますし、そのような行動はありません。
そうで無い場合には、失敗をしてもらい、自覚してもらう時間が必要です。
これが意外と長くかかることも多いです。












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